事 業 指 針Company's Business indicator
ずっと思い悩んでいることです。
過去10年余り、サラリーマンの時代があり、数回職場変わりましたが、活気があってそこそこ業績のいい部署と、頑張ってるんだけど苦しい部署があり、はっきりとした差がありました。
一義的には、部署の長(課長や部長など)の前向きなやる気がどれだけあるか、
二義的には、所属部署構成員のスキルアップ指向がどれだけあるか、
そして、どれだけ情報が平等に流通しているか。
やる気があり、スキルアップ指向が強く、情報がきちんと伝わっていて、意思決定に時間を掛けない部署が業績良かったです。
今振り返ると、必然的結果ですね。今は、よりスピードある結果を求められる時代です。
過去の経験・反省からこの3つの行動指針を立てているのです。順番に説明しましょう。
これには2つの意味があります。
「速断」≡ 「速く決断する」
「速断」≡ 「速く断ち切る」
判断を誤らないように注意しないといけませんが、理由もなく、いたずらに決断を延ばすことは、互いに迷惑がかかります。
また、大きな会社の場合、「この仕事は興味なくてやりたくないので、どうやって理由付けするか」を考える時間稼ぎをしている場合も少なくないので、最初からくだらない装飾などせずに「興味ないので請けません」として、「速く断ち切る」を明言してくれた方が有り難い場合もあるのです。
「興味なくてやりたくない」として断った場合、その後に生じるであろう影響は知りませんが・・・
弊社は、どうやっても出来ないことは「出来ない」と最初から言います。
出来ることは「出来ます」と、やってみないとわからないことは「やってみないと判らない」と最初から言います。
かっこつけた理由付けに、何の意味も無いからです。
「速決」≡ 「速く決定する」
このプロセスに、何ヶ月もかける部署もあります。
人生や国家の方向性を決めないといけない時に何ヶ月も決定を延ばすのは許されることも多いでしょうが、
それと同列に業務の方向性を扱われたのでは、一緒に仕事している身にはたまったものではありません。
そのこと故に身動きが取れないことがあるのです。生活にも関わります。
決定が速いことは、小回りの利く小さな業者の決定的な長所です。
弊社は、理由もなく3日以上決定を延ばすことはしたことがありません。
決定を待つことによる時間や間接費用の損失が直接、従業員や取引業者の生活にまで突き刺さるからです。
「即実行」≡ 「すかさず実行に移す」
今は、スピードあるなんらかの結果を形に出すことが求められる時代です。
できる限り、やるべき作業を翌日に順延しない。
当たり前のことですが、意外と順延は多い場面で、是が故に予定が乱されたり遅延が発生したりするものです。
「ベースカーネル」の現在の事業主は、「技術者」です。
営業は得意ではありませんが、技術的なことで、致命的な問題は起こしたことがありません。
何度か外見的に致命的な問題を起こしたことはありますが、全て、使用している基本ソフトウェアの障害であったり、ハードウェアの故障だったり、依頼元の確認漏れといった状況です。
「技術者」であるなら、さぞかし「新しもの好き」なんだろう、と考える方は多いでしょうが、この仕事をやっている限りは、特別な要望が無い限り「なるべく実績のある枯れた技術」を使うようにしているのです。
実は、「新しい技術」というのは、コンピュータを使う側にとってみれば、無くても直接困らないものです。
さすがに「ヒトゲノム」を手にすることは可能にはできませんが、既存の技術の活用方法次第で、一見不可能に思える案件も、技術の組み合わせでどうにでもなる案件が多いのです。
弊社は、既存の環境でどこまで出来るかを明確にすることから、考えていきます。
IT/ICT業界の特異な点かもしれませんが、複数の業者が一緒になって、ひとつの仕事をやるパターンが多いです。
業務の性質上、避けられません。
案件によっては、役割分担が明確になっており、きちんと責任を果たさないと全体の体制が総崩れになることもあります。
サラリーマンをしていた頃の話ですが、4社合同で、大型電子機器のシステムテストを行う機会があり、そのうちの一社の担当者が、やる気もなく適当に準備作業をしていたようで、システムテストすら開始できず、3日ほど作業が遅れたことがありました。
当然、依頼元は口には出さないものの、怒りをあらわにしていました。
こうなると、「やる気の無いパートナー」のフォローにも余計な労力を費やさないとならず、精神的にも疲れてしまうのです。
パートナーは選べない場合もありますが、弊社とパートナーになった暁には、責任感を持ち、やる気を出して頑張って頂きたいと希望しています。
納得して使っているというのであればいいのですが、例えば、独自ドメイン利用料込みで、月額 980円や500円、100円、200円、挙句の果てには「無料」といったサーバレンタルサービスもあります。
各種のインターネットサービスに使用されるサーバ機器本体は、余程安価なもので無い限り、数万円はします。
また、運用するために、毎月最低でも電気代等で、原価にして1万円程度かかります。
こうした安売り業者は、1台の物理的なサーバに数十から数百の利用者(ユーザ)を詰め込む共用サーバの形態にしています。そうしないと、概ね月額1000円未満のサービスは、他の収入源を確保しない限り不可能なのです。
こうなると、1つでも人気サイトがあって、サーバ負荷がかかって表示に数分かかるなんてこともあるからと言って、こんな業者に「サーバの負荷が高いようだから、何とかしろ」と要求してはいけません。
「何とかすること」が、薄利多売では困難なのです。
こうした安売り業者からみれば、弊社が提供するサービスは高価です。
しかし、ユーザをたくさん詰め込んで、安売りや目先の利益だけを追求することは基本的に行っていません。
弊社は、他の業者と比較するならば、正常運用時の質を重視します。
IT/ICTソリューションの一部として、当社の技術陣がが考えもしない奇抜なアイディアで使い倒すユーザを期待してあり、そのような方々に、出来るだけ満足できるように利用者層の焦点をあわせています。
事業内容 事業理念 事業指針
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